広島県の登録支援機関おすすめ人気ランキング9選【徹底比較】

特定技能制度で外国人材の採用を検討している広島県内の企業様に向けて、登録支援機関の選び方やおすすめの機関をまとめました。登録支援機関は外国人の生活サポートや行政手続きなどを代行する重要なパートナーです。しかし、数多く存在する支援機関の中からどこを選ぶべきか迷っていませんか？

本記事では、広島県に本社を置く登録支援機関の中でも特に実績豊富で評判の良い9社を厳選し、ランキング形式でご紹介します。各社のサポート内容や強み、対応言語や費用などを比較できるようにまとめていますので、自社に合ったパートナー選びの参考にしてください。

執筆者

セカジン運営

2014年から世界40カ国を旅し、日本と海外の暮らしの違いを肌で感じてきました。 「人がもっと自由に働ける社会をつくりたい」という思いから、外国人の在留資格や就労制度（特定技能・技人国・技能実習・育成就労など）に関する情報を発信しています。

広島県の登録支援機関おすすめ人気ランキング9選

1位：合同会社エドミール

おすすめポイント

合同会社エドミールは、全国規模で特定技能外国人の採用・定着支援を手がける実力派です。建設業や飲食料品製造業での豊富な支援実績があり、代表の武藤氏はこれまでに延べ600名以上の外国人材の定着支援に携わってきました。その経験を活かし、採用から就業後のフォローまで企業と外国人に寄り添った伴走型サポートを提供しています。

特に現場密着型の手厚いフォロー体制に定評があり、外国人材の定着率は94%と非常に高い水準です。入国前の生活オリエンテーションから就労中の定期面談、緊急時の24時間対応まで、どの登録支援機関よりも外国人に寄り添う姿勢を掲げています。初めて特定技能制度を利用する企業でも安心して任せられるおすすめの支援機関です。

基本情報

2位：アクセルジャパン株式会社

おすすめポイント

アクセルジャパン株式会社は、広島市に本社を置きながら海外に広がるグループネットワークを活かしたグローバルな人材支援を展開しています。2005年の創業以来、フィリピン・カンボジア・ミャンマーなど多国籍な人材の受入れに携わり、技能実習生から特定技能への移行支援まで一貫して行ってきた実績があります。海外に自社拠点や提携先を多数持ち、現地での人材発掘力に優れている点が強みです。

対応できる分野も幅広く、介護・外食・製造・宿泊業など特定技能14分野すべてに対応可能です。社内に多言語対応スタッフを擁し、受入企業と外国人の橋渡し役としてきめ細かなサポートを提供します。特に地方の中小企業への支援にも力を入れており、「現地での教育から受入れ後のフォローまでワンストップで任せられる」と好評です。国際的なネットワークと地域密着の両面を併せ持つ頼れる支援機関です。

基本情報

3位：株式会社アイグローバル

おすすめポイント

株式会社アイグローバルは、広島市を拠点に中四国エリアの企業と外国人材を結ぶ支援を得意とする登録支援機関です。特にベトナム人介護人材の採用実績が豊富で、介護施設から高い信頼を得ています。現地の送り出し機関との強力なネットワークを活かし、質の高い人材を安定的に確保できる点が魅力です。

地域密着型のきめ細かな対応にも定評があり、受入れ後のフォローまで一貫してサポートします。広島県内はもちろん中四国各地の介護施設や製造業など多数の企業と連携し、マッチング後の定着支援にも注力しています。外国人材・受入企業の双方に寄り添った丁寧な支援で、地方企業の人材不足解消に貢献している頼もしい存在です。

基本情報

4位：サンシップ協同組合

おすすめポイント

サンシップ協同組合は、広島県福山市に本部を置きインドネシア人・フィリピン人の受け入れ支援に強みを持つ協同組合です。元々技能実習生の受入れで実績を積んできた背景があり、とび職・配管・鉄工・溶接など建設・造船分野の人材支援に豊富なノウハウを有しています。特定技能ビザ創設当初から登録支援機関として登録（19年登録）しており、制度運用にも精通しています。

大手造船企業とも連携があるため、重工業分野で即戦力となる外国人材の確保・育成に強いのが特徴です。インドネシア語・タガログ語の対応スタッフが在籍し、文化の違いへの配慮や生活面でのきめ細かな支援も万全です。現場経験に裏打ちされた的確な支援で、外国人材の定着と技能向上をサポートしてくれる心強い協同組合と言えます。

基本情報

5位：協同組合グローブ

おすすめポイント

協同組合グローブは、福山市に拠点を置き受入れ対応国籍の幅広さが際立つ登録支援機関です。ウズベキスタン、カンボジア、タイ、フィリピン、ベトナム、ミャンマー、ロシア、中国、英語圏など多数の言語に対応しており、アジアから東欧まで世界各国との人材ネットワークを構築しています。そのため、建設・製造からサービス業まで様々な分野に適した外国人材の紹介が可能です。

また、組合独自のサポート体制で受入れ企業と外国人双方を丁寧にフォローします。渡航前の研修や来日後の日本語教育支援、住居探しのサポートなども手厚く、異文化適応にも配慮した支援を提供しています。多国籍な人材ニーズに応えられる懐の深さと、地域企業の要望に沿った柔軟な対応力で、高い満足度を得ている協同組合です。

基本情報

6位：一般社団法人SUNS PROGREDIRE

おすすめポイント

一般社団法人SUNS PROGREDIRE（サンズ・プログレディーレ）は、広島県廿日市市および広島市で活動する登録支援機関で、「何でも相談しやすい」身近さが強みです。ベトナム語・中国語・インドネシア語・ミャンマー語・タガログ語・タイ語・英語・クメール語・ネパール語と9言語に対応しており、多文化共生の視点から外国人材の生活・就労支援を行っています。

行政書士や専門家とも連携し、在留資格の手続きから就業後の悩み相談までワンストップでサポート可能です。広島で外国人を受け入れる企業に向けたセミナー開催や情報提供にも積極的で、最新制度にも精通しています。2023年設立と新しい組織ながら、「親身で丁寧な対応」「相談しやすい雰囲気」と利用企業から好評です。地域に根差した安心のサポートを求める企業におすすめの支援機関です。

基本情報

7位：株式会社HEISEI WORKS

おすすめポイント

株式会社HEISEI WORKSは、広島県東広島市に本社を構える登録支援機関です。ベトナム人材の支援に注力しており、社内にベトナム語対応スタッフを配置することで外国人との密なコミュニケーションを実現しています。2021年登録の新興企業ながら、特定技能制度開始以降に蓄積した知見を活かし、最新の制度運用にも柔軟に対応できるフットワークの軽さが持ち味です。

地方の中小企業にも寄り添ったサービス提供を心掛けており、初期費用や月額費用もリーズナブルな水準で設定されています。受入企業の負担軽減につながるよう、日本語学習サポートや生活支援も効率的に実施。ベトナムをはじめ東南アジアからの人材確保を検討する企業にとって、細やかな対応とコスト面のバランスが取れた頼れる存在です。

基本情報

8位：リンクプラスコーポレーション株式会社

おすすめポイント

リンクプラスコーポレーション株式会社は、広島市中区に拠点を持つ外国人材サービス企業で、特定技能の登録支援機関として地域企業をサポートしています。フィリピン・ベトナム・中国などの送り出し機関と太いパイプがあり、外食業や製造業を中心に即戦力となる人材を迅速に紹介できる点が強みです。対応スタッフがタガログ語やベトナム語に精通しているため、言語面でのフォローも安心できます。

受入れ前のビザ申請や書類手続き代行はもちろん、来日後の生活支援や職場定着のフォローまでワンストップ対応。小回りの利くきめ細やかなサービス提供で、「問い合わせへの反応が早く丁寧」と高い評価を得ています。広島市内で気軽に相談できるパートナーをお探しの企業にとって、心強い存在となる支援機関です。

基本情報

9位：ひまわり工業株式会社

おすすめポイント

ひまわり工業株式会社は、福山市の製造業者ですが特定技能制度の登録支援機関としても活動しているユニークな企業です。自社で技能実習生を受け入れてきた経験から、現場目線で外国人材の支援ができる点が強みです。インドネシア人材の受け入れ実績が豊富で、ハラールフードに配慮した食事会を開くなど外国人従業員との交流にも積極的に取り組んでいます。

海外視察にも精力的で、最近では中央アジアのキルギスにも足を運び将来的な人材確保を模索するなど、常に新たな国からの人材受入れにもチャレンジしています。登録支援機関としては、書類手続きや生活指導はもちろん、自社社員として培ったノウハウを地域企業にも提供。実務に精通したサポートにより、「現場で本当に役立つ助言がもらえる」と評判です。

基本情報

登録支援機関とは？

登録支援機関とは、特定技能1号で外国人を受け入れる企業から委託を受け、入国前から在留中・帰国までの支援計画を実施する民間の機関です。法務省出入国在留管理庁に登録されており、特定技能外国人が日本で安心して働けるように、生活オリエンテーションや行政手続き補助、定期面談、相談対応など幅広い支援業務を担います。

受入れ企業（特定技能所属機関）は、一定の要件を満たせば自社で支援を行うことも可能ですが、多くの場合は専門知識を持つ登録支援機関に業務を委託します。登録支援機関を利用することで、言語の壁や行政手続きの煩雑さを解消し、外国人材の円滑な受け入れと定着につなげることができます。

広島県の登録支援機関の費用相場

初期費用

広島県における登録支援機関利用時の初期費用は、一般的に10万～30万円程度が相場です。初期費用には、在留資格認定証明書の申請代行料、事前ガイダンスの実施費用、来日直後の各種同行支援（役所での手続き等）などが含まれます。中には初期費用無料の機関もありますが、その場合サポート内容が限定的なケースもあるため、料金と支援範囲のバランスを確認することが重要です。

管理委託費

外国人材が就労を開始した後に発生する毎月の「管理委託費」は、1人あたり月額1万～3万円が一般的です。管理費には、定期面談の実施、翻訳・通訳支援、生活相談の対応（24時間体制の緊急連絡含む）、在留期間更新手続きの補助などが含まれます。訪問頻度や支援内容は機関によって異なるため、提示された月額費用に対してどこまで対応してもらえるかを比較検討し、費用対効果を見極めましょう。

広島県で特定技能制度を活用する上での注意点

広島県で特定技能外国人を受け入れる際には、いくつか注意すべきポイントがあります。まず、外国人材を受け入れた企業は各分野の「特定技能協議会」（業界ごとの受入協議会）に速やかに加入する義務があります。これは全国共通のルールですが、未加入のままでは受入れ継続に支障が出るため注意が必要です。

また、初めて特定技能外国人を受け入れる際には、広島県や受け入れ自治体に「協力確認書」を提出する必要があります。令和7年（2025年）以降、地方公共団体への受入れ協力に関する確認書の提出が求められるようになりました。広島県内の企業も例外ではなく、書類の提出漏れがないよう留意しましょう。

さらに、受入れ企業側では日本人社員への周知や職場環境の整備も欠かせません。異文化理解の研修を行ったり、生活面でのサポート体制（社宅の提供や通訳担当者の配置など）を整えたりして、外国人材が働きやすい環境を用意しましょう。登録支援機関に任せきりにせず、自社内でも受け入れ態勢を万全にしておくことが、早期離職を防ぎ戦力として活躍してもらうための重要なポイントです。

自社で特定技能外国人を受け入れる方法

特定技能の支援業務は登録支援機関に委託せず、受入れ企業が自社で行うこと（自社支援）も可能です。自社支援を行うには、まず受入れ企業が過去に中長期在留者の雇用実績があることなど一定の要件を満たす必要があります。要件をクリアしていれば、管轄の出入国在留管理局へ所定の届出を行うことで自社支援を開始できます（特別な許可やライセンスは不要です）。

自社支援を選択した場合、入国前ガイダンスの実施、生活オリエンテーション、住居確保の補助、行政手続き同行、定期面談（少なくとも3ヶ月に1回）、年間の定期報告など、法令で定められた支援業務をすべて自社で担うことになります。さらに、特定技能所属機関（受入企業）は各分野の協議会へ加入し、外国人材受入れ状況の報告を行うことも義務付けられています。こうした支援業務には手間と専門知識が求められるため、担当者の選任や多言語対応体制の構築が不可欠です。

自社支援は毎月の委託費用負担が無いメリットがある一方、社内業務の負担増となるデメリットもあります。最初は登録支援機関に委託し、受入れに慣れてから自社支援に切り替える企業も多いようです。自社で支援可能か不安がある場合は、登録支援機関からノウハウを学びつつ段階的に進めると良いでしょう。万一、自社支援中に支援が困難な事態が発生した場合は、速やかに入管に届出を行い、外部機関の力を借りることも検討してください。

まとめ

広島県内で特定技能外国人を受け入れる企業にとって、信頼できる登録支援機関の選定は成功の鍵を握ります。本記事ではおすすめの9社をご紹介しましたが、それぞれ対応分野や得意分野、支援内容や費用に違いがあります。「自社の業種や受け入れ国籍に強いか」「料金に見合ったサポートが受けられるか」「これまでの実績は十分か」などを比較し、自社に最適なパートナーを見つけましょう。

また、社内体制の整備や制度理解も重要です。登録支援機関に任せる場合でも企業側の協力が欠かせません。必要に応じて各機関に相談しながら準備を進め、外国人材が安心して能力を発揮できる環境を整えてください。適切な支援体制のもとで、特定技能外国人の活躍が広島の企業にもたらすメリットを最大限に引き出していきましょう。