三重県の登録支援機関おすすめ人気ランキング9選【2025年最新】

深刻化する人手不足への解決策として注目される「特定技能」制度。特に三重県内の中小企業の間では、外国人材の活用ニーズが高まっています。しかし、外国人受け入れには支援体制が不可欠です。

本記事では、三重県で頼りになる登録支援機関を厳選し、おすすめ人気ランキング形式で9社ご紹介します。各社の特徴や対応可能な国籍・業種、費用相場などを比較し、人材受け入れ担当者の皆様が最適なパートナーを選ぶ一助となれば幸いです。

執筆者

セカジン運営

2014年から世界40カ国を旅し、日本と海外の暮らしの違いを肌で感じてきました。 「人がもっと自由に働ける社会をつくりたい」という思いから、外国人の在留資格や就労制度（特定技能・技人国・技能実習・育成就労など）に関する情報を発信しています。

三重県の登録支援機関おすすめ人気ランキング9選

1位：合同会社エドミール

おすすめポイント

• 特定技能14分野すべてに対応し全国規模で支援可能
• 代表者は600名以上の外国人支援実績があり、入国前後の手厚いフォローに定評
• 技能実習・技人国など他の在留資格にも精通し、地域の人材不足解消にも取り組む

基本情報

全国展開するエドミールは、特定技能に関する総合力で群を抜いています。特定技能14分野すべてに対応できる体制を整え、全国各地の企業と外国人材をマッチング。三重県を含む地方企業の人手不足解消にも積極的に取り組んでおり、地域に根差したサポートも特徴です。

代表の武藤氏は外国人技能実習生の監理団体での経験を経て2019年に同社を設立。以来、延べ600名以上の外国人の採用・定着支援に携わってきました。入国前の生活ガイダンスから就労中の定期面談、行政手続きの代行まで手厚くフォローし、「外国人に最も寄り添う登録支援機関」を掲げています。全国規模のネットワークとノウハウで、三重県内の企業にとっても心強いパートナーとなるでしょう。

2位：株式会社ティーエス東海

おすすめポイント

• 三重県津市に拠点を置き地域密着のサポートを提供
• タイ語・ベトナム語・ミャンマー語・フィリピン語・英語に対応し、多国籍な人材受け入れ実績
• 2019年登録（登録支援機関初期から活動）で蓄積された豊富な支援ノウハウ

基本情報

津市に本社を構えるティーエス東海は、東海地域に根ざした登録支援機関です。2019年4月の制度開始当初に登録を完了し、いち早く特定技能外国人の受け入れ支援を開始しました。地域の企業事情に明るく、三重県内の企業と外国人材の橋渡し役として信頼されています。

対応言語はタイ語・ベトナム語・ミャンマー語・フィリピン語・英語と豊富で、東南アジア諸国を中心に多国籍な人材をサポート可能です。支援開始からの実績も長く、在留管理庁への各種届出や生活オリエンテーション、定期面談といった支援計画の実施方法も洗練されています。地域密着の丁寧な対応で、「地元企業に寄り添う安心感」が高評価につながっています。

3位：株式会社ライフサポート

おすすめポイント

• 三重県伊勢市発祥の人材サービス企業で特定技能以外の人材支援実績も豊富
• 中国語・ベトナム語に対応し、製造業エンジニアから外食業まで幅広く紹介
• 留学生アルバイトから高度人材まで5種類の人材活用に対応できる総合力

基本情報

ライフサポートは伊勢市に本社を置き、東海エリアで外国人エンジニアの紹介・派遣事業を手掛けてきた企業です。特定技能の登録支援機関として2019年6月に登録され、中国・ベトナム出身者を中心とした外国人材の受け入れ支援を行っています。製造業に強く、現場で即戦力となる技術者人材のマッチングに定評があります。

同社の強みは、特定技能に限らず5種類の外国人材活用（留学生アルバイト・高度人材・技能実習・特定技能・日系人材）すべてにサービスを提供している点です。この総合力により、企業のニーズに合わせ最適な採用スキームを提案可能です。例えば技能実習から特定技能への移行や、留学生の正社員登用など柔軟な支援もカバー。地元三重のみならず名古屋方面にもネットワークを持ち、外国人材採用の心強いパートナーです。

4位：協同組合亜細亜の橋

おすすめポイント

• 2009年設立の実績豊富な協同組合で技能実習・特定技能双方に対応
• ベトナム語・モンゴル語・タガログ語・中国語・インドネシア語・タイ語と6カ国語に対応
• 外国人技能実習の優良組合に認定（監理団体許可番号：1706000029）された信頼性

基本情報

亜細亜の橋は津市に本部を置き、東南アジアを中心とした外国人材受け入れ支援で長年の実績を持つ協同組合です。技能実習生の受け入れ監理団体として優良認定を受けており、その経験とネットワークを活かして特定技能外国人の支援事業にも注力しています。

対応言語は6カ国語と非常に多彩で、ベトナム・フィリピン・モンゴル・中国・インドネシア・タイ出身の人材を幅広くサポート可能です。介護や農業、建設、外食業など受け入れ職種も多岐にわたり、各分野に精通したスタッフが在籍しています。2009年設立以来の豊富な知見からくる丁寧な支援で、企業と外国人双方から信頼の厚い協同組合です。

5位：旭中部ネットワーク協同組合

おすすめポイント

• 三重県北勢地域（桑名市）に根差した地域密着型の監理団体
• 技能実習で築いた15年以上の実績を活かし、特定技能でも現場に即したサポート
• 英語・タガログ語・ベトナム語・中国語に対応し、製造業や建設業等で多国籍人材を支援

基本情報

旭中部ネットワーク協同組合は桑名市に本拠を置き、北勢地域の企業を中心に外国人技能実習生の受け入れを長年サポートしてきた協同組合です。そのノウハウを活かし、2019年6月に特定技能の登録支援機関としても登録。現場目線のきめ細かな支援で定評があります。

対応言語は英語・タガログ語（フィリピン）・ベトナム語・中国語と幅広く、特に製造業や建設業で活躍する多国籍人材の支援に強みを持ちます。企業への定期訪問や労務管理のアドバイス、生活面での相談対応など、協同組合ならではの親身なフォローが魅力です。三重県北部で外国人材の受け入れを検討する企業にとって、頼れる地域パートナーと言えるでしょう。

6位：行政書士法人Concierge

おすすめポイント

• 四日市市の行政書士法人が運営する登録支援機関で法務手続に強い
• 登録支援機関と行政書士事務所の一体運営によりビザ申請から就労後支援までワンストップ対応
• 英語対応可能で、エンジニアなど英語圏人材の受け入れも安心

基本情報

行政書士法人Conciergeは、ビザ申請代行など入管業務を専門とする行政書士法人が運営する登録支援機関です。法律の専門家ならではの視点で、在留資格に関わる手続きと特定技能の支援計画実施をワンストップで提供します。四日市市を拠点に、三重県内外の企業から法令順守の面で厚い信頼を得ています。

英語での対応が可能なため、アジア圏以外の外国人材（欧米・南アジア等）の受け入れ支援にも強みがあります。社内には社会保険労務士など専門スタッフも在籍し、就労規則の整備や雇用手続きの相談にも対応。煩雑な書類作成から生活オリエンテーション、行政への報告まで漏れなく実施してくれるため、「安心して任せられる」と評判の支援機関です。

7位：株式会社ワァークスジャパン

おすすめポイント

• 伊勢市に拠点を持つ地域発の登録支援機関でサービス業から製造業まで幅広く対応
• ベトナム語・タイ語・英語に対応し、東南アジア出身の人材受け入れ支援が得意
• 2019年登録と実績十分。地元企業との連携も強く、就労後のフォロー体制◎

基本情報

ワァークスジャパンは伊勢市発の登録支援機関で、観光地・伊勢ならではの宿泊業や外食業の外国人材支援からスタートしました。2019年の制度開始時に登録され、以来サービス業のみならず製造業分野の特定技能受け入れ支援にも業容を拡大しています。地元企業との結び付きが強く、現場の声を反映したサポートが魅力です。

対応言語はベトナム語・タイ語・英語。特にベトナム人・タイ人の採用支援実績が豊富で、文化ギャップを踏まえた生活指導や職場定着支援にノウハウがあります。英語によるコミュニケーションも可能なため、多国籍なチームにも柔軟に対応。企業からは「フォローが細やかで定着率が高い」と評価されており、初めて特定技能外国人を受け入れる企業にも安心しておすすめできる一社です。

8位：MIE経済フォーラム協同組合

おすすめポイント

• 鈴鹿市に本部を置く地域経済団体が母体の協同組合で、地元企業ネットワークが強み
• ベトナム語・ネパール語に対応し、アジア新興国からの人材確保に注力
• 2021年登録の新しめの支援機関ながら、建設・製造業で着実に実績を積む

基本情報

MIE経済フォーラム協同組合は、三重県内の経営者団体が中心となって設立された協同組合で、地域の産業振興と外国人材の活用支援を目的としています。2021年に登録支援機関としてスタートした比較的新しい組織ですが、鈴鹿市を拠点に地元企業のネットワークを駆使して着実に支援実績を積んでいます。

対応言語はベトナム語とネパール語。特にベトナムおよびネパールからの人材確保に力を入れており、現地送り出し機関との太いパイプがあります。建設現場や工場への配属ケースが多く、日本語教育や技能習得のフォローも万全です。地元密着の経済団体ならではのきめ細かい対応で、企業・技能者双方から「相談しやすい」と頼られる存在となっています。

9位：株式会社アルタス

おすすめポイント

• 四日市市を拠点に日系ブラジル人材の支援で実績を持つグローバル人材企業
• 英語・ポルトガル語・スペイン語に対応し、南米出身者の生活サポートが充実
• 製造業分野（自動車・航空機部品など）の現場で培った専門的な支援ノウハウ

基本情報

アルタスは四日市市に本社を構える人材サービス会社で、特にブラジルやペルーなど南米出身の外国人材支援に強みがあります。在日日系人コミュニティとの結び付きが深く、ポルトガル語やスペイン語での生活サポートや相談対応に定評があります。日本語に不安がある外国人労働者に寄り添い、職場定着まで丁寧に導きます。

製造業で30年以上の人材派遣ノウハウを持つグループの一員でもあり、自動車部品工場や航空機部品工場など専門性の高い現場への特定技能者受け入れ支援実績も豊富です。作業内容に応じた安全教育や技能向上サポートにも明るく、「現場をよく理解している支援機関」として評価されています。南米をはじめ英語圏以外の外国人材受け入れを検討している企業にとって、心強いパートナーとなるでしょう。

登録支援機関とは？

登録支援機関とは、企業が特定技能外国人を受け入れる際に義務付けられている「1号特定技能外国人支援計画」の作成・実施をサポートする外部機関です。出入国在留管理庁長官の登録許可を受けた法人・団体であり、受け入れ企業（特定技能所属機関）から委託を受けて、外国人労働者が円滑に日本で就労・生活できるよう様々な支援業務を行います。

具体的な支援内容は多岐にわたります。入国前の生活ガイダンス提供、空港出迎えや住居確保の補助、在留中の生活オリエンテーション、各種行政手続きの同行サポート、定期的な面談による職場・生活上の相談対応、さらに日本語学習支援や転職時のサポートなど、法令で定められた10項目の支援を包括的に実施します。登録支援機関を活用することで、受け入れ企業は煩雑な支援業務を専門家に任せられ、本業に注力できるメリットがあります。

三重県の登録支援機関の費用相場

登録支援機関へ支援業務を委託する場合の費用は、全国的に見てもおおよそ共通した水準です。三重県においても、特定技能外国人1名あたり月額2～3万円程度の支援委託料が相場となっています。ある調査では「2万円台前半/月」が最も多い価格帯との報告もあります。ただし料金体系は機関により様々で、支援内容ごとに細かく設定するところもあれば、一括の月額定額制を採用するところもあります。

例えば、事前ガイダンスは1回あたり2～5万円、入国時の空港送迎が1～3万円/回、生活オリエンテーションは2～8万円/回、定期面談は1～1.5万円/回といった項目別の料金例が公表されています。一方で月額定額制の場合、1名につき月2万円～3万円程度で10項目すべての支援を包括するプランも一般的です。また、特定技能人材の紹介を伴う場合には、別途人材紹介手数料（年収の20～30%や固定額10万～30万円程度/人）が発生するケースもあります。委託前に見積もりを取り、費用内訳と支援範囲をしっかり確認すると良いでしょう。

三重県で特定技能制度を活用する上での注意点

三重県で特定技能外国人を受け入れる企業が注意すべき点は、大きく分けて制度面と実務面にあります。制度面では、受け入れる外国人が特定技能評価試験および日本語能力要件を満たしていることを確認する必要があります（技能実習2号修了者等は試験免除）。また受け入れ企業自身も、「支援体制の確保」「適切な労働条件の遵守」「過去に受入れ関連で不正がないこと」など入管法で定められた受入要件を満たさなければなりません。

実務面の注意点としては、外国人労働者が職場や地域社会に定着できるよう十分なサポートを提供することが挙げられます。生活習慣や言語の違いから生じるトラブルを未然に防ぐために、住居探しや行政手続きの支援だけでなく、地域の日本語教室情報を案内したり、職場の先輩社員によるメンター制度を設けたりすると効果的です。また、登録支援機関に委託する場合でも、企業側も定期面談に同席して就業状況を把握するなど、受け入れ企業として主体的に関わる姿勢が重要です。三重県は地域柄、車移動や地方特有の生活ルールも多いので、そうした点も踏まえてサポートを行い、外国人材が安心して働ける環境づくりを心掛けましょう。

自社で特定技能外国人を受け入れる方法

特定技能外国人の受け入れ支援は外部委託だけでなく、自社で支援体制を構築することも可能です。企業自ら出入国在留管理庁に登録支援機関として登録し、社内で支援業務を実施する方法です。この場合、企業は社内に外国人支援の担当者を置き、法令で定められた10項目の支援を自社完結で行います。登録の要件として、過去2年以上の外国人支援の実務経験者を配置するか、登録支援機関の2年以上の勤務経験者を雇用すること、もしくは行政書士などの国家資格者を担当者とすることなどが求められます。

自社登録のメリットは、何と言っても支援委託費用の節約ができる点です。また、自社の企業文化に即したきめ細かなサポートを直接提供でき、社内ノウハウとして蓄積できます。一方でデメリットとしては、支援計画の作成や定期報告などかなりの手間と専門知識が必要になること、担当者の人件費や育成コストが発生することが挙げられます。特定技能の受け入れ人数が少ないうちは外部委託し、将来的に増やす計画であれば自社登録を検討する、といった段階的なアプローチも有効でしょう。まずは信頼できる登録支援機関の力を借りながら、自社内に知見を溜めていくのがおすすめです。

まとめ

三重県で特定技能外国人の受け入れを成功させるには、信頼できる登録支援機関の存在が欠かせません。本記事では、県内に本社を置く支援機関を中心に9つのおすすめ機関をランキング形式で紹介しました。それぞれ対応言語や得意分野、実績が異なりますので、自社の業種や受け入れたい人材の国籍にマッチしたパートナーを選ぶことが重要です。

また、支援機関への委託費用相場や制度運用上の注意点、自社で支援を行う方法についても解説しました。まずは複数の支援機関から話を聞き、サービス内容と費用を比較検討すると良いでしょう。三重県内には地域に根差した心強い支援機関が揃っています。適切なサポートのもと、外国人材が貴社で長く活躍できる体制を整えていきましょう。